UbuntuServer10.04でWEBカメラを使った監視システムの導入
前書き
タイトルは釣りです。
私は途中で諦めたので、割と適当な導入方法しか書いてません。
私の環境では、複数台のカメラを同時に使うことができませんでした。*1
全く同じ機種のカメラを2つ使ったからかもしれません。
使ったカメラはUVC対応のBUFFALO BSW3KM01HSV。あきばお〜で1個800円。
ZoneMinderについて
複数のカメラをつないで、監視システムを作れます。
何らかの動作を検知して、メールでお知らせしてくれるらしいです。
魅力的な特徴
- ビデオカメラ/ウェブカメラ/ネットワークカメラをサポート
- 複数のカメラを使用可能
- カメラごとに動作検出の感度を設定可能
- WEBインターフェースで簡単に設定ができる
- ユーザーごとのアクセス権の設定が可能
ウェブカメラが動作するかどうかの確認
なんでもいいからウェブカメラを利用したアプリをインストールしてウェブカメラの動作確認を行う。
インストール
sudo apt-get install cheese
起動
cheese
cheeseを起動するとウェブカメラの映像がリアルタイムで表示される。
表示されなかったらカメラが認識されていない。インストールした直後に起動する場合、カメラを抜き差ししたり、マシンを再起動したらできた。
カメラの切り替えもできる。
導入
Permission deniedと言われたら、sudoしましょう。
sudo apt-get install zoneminder
- /etc/zm/apache.confのaliasを/etc/apache2/conf.d/に作る。名前はなんでもいい。
- chmod 4755 /usr/bin/zmfix
- zmfix -a
- chown www-data.www-data /usr/share/zoneminder/temp
- /etc/sysctl.confに以下の2行を追加し、sysctl -p
kernel.shmall = 268435456 kernel.shmmax = 268435456
って、以下のページに書いてありました。
http://debianj.com/ubuntu/webcam/zoneminder.html
以上の操作で使えるようになるはずです。
設定
- http://localhost/zmにアクセス
- Add New Monitorをクリックして、いろいろ設定してSaveする
設定する際の注意点
とらぶる!しゅーてぃんぐ☆
ウェブカメラの詳細情報を得る
Device Format、Capture Palleteの設定、解像度の設定は、以下のコマンドがヒントになります。
zmu -q -d/dev/video0 -v -V1
私の環境では、Format: PAL、Pallet: YUYVとか書いてあったので、Device Format、Capture Palleteを、PAL, YUYVにしたら動いた。
ネットで質問するときも、こういう情報は最初に示しましょう。
ログの場所
- /tmp/zmなんとか
- /var/log/syslog
- /var/log/apache2/error.log
など。
ZoneMinderを無効にする
一時的に無効にする
sudo /etc/init.d/zoneminder stop
stopじゃなくてstartにすれば、起動します。
恒久的に無効にする
sudo rcconf -off zoneminder
rcconfが入ってないならsudo apt-get install rcconfしてください。
私のメモ
こんなメモが見つかりました。一応貼っておきます。
こんな風に言われた 07/21/10 06:28:51.123180 zmdc[1506].ERR ['zmc -d /dev/video0' exited abnormally, exit status 255] 共有メモリのアクセス権の問題だとおもう。 再起動したらこの問題は解決した。 そしてこんな風になった 07/21/10 06:28:51.123180 zmdc[1506].ERR ['zmc -d /dev/video0' exited abnormally, exit status 6] WEB上から設定を変更 formatをPAL,YUYVにしたらできた